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■【死亡事故】ボートレーサー(競艇選手)小林晋・坂谷真史・中島康孝【85期銀河系軍団】
□2022年1月12日 レース中の事故で小林晋選手が亡くなる。
2022年1月12日 レース中の死亡事故でボートレーサー（競艇選手）の小林晋選手が亡くなった。
レース中におけるボートレーサー（競艇選手）の死亡事故は、32件目。
ボートレーサー（競艇選手）は高収入を狙える夢のある職業。しかし常に危険と隣り合わせだと思い知らされるね～。
小林晋選手は、銀河系軍団と呼ばれるスター選手が集まった85期の一人だった。85期には…
- 井口佳典
- 丸岡正典
- 湯川浩司
- 田村隆信
- 森高一真
などそうそうたる顔ぶれがいる。
銀河系軍団で死亡事故が起きたのは、中島康孝選手、坂谷真史選手、そして小林晋選手で3人目。
今回は銀河系軍団の3人に絞り特集するけど～…
3人のボートレーサー（競艇選手）を振り返る事で、改めてボートレース（競艇）は命を張った真剣勝負だという事を追悼の意を込めて胸に留めておきたい。
■小林晋 享年44歳
□小林晋 プロフィール
| 名前 | 小林晋 |
|---|---|
| 登録番号 | 4026 |
| 生年月日 | 1977/11/03 |
| 身長・体重 | 169/54 |
| 血液型 | B型 |
| 支部 | 東京 |
| 出身地 | 東京 |
| 登録期 | 85期 |
| 級別 | B1 |
□人物
| 銀河系軍団と呼ばれるボートレーサー(競艇選手)のスター選手が揃った85期。 |
| 享年44歳（1977年11月3日 – 2022年1月12日） |
□来歴
| 1999年11月10日 | ボートレース平和島でボートレーサー(競艇選手)デビュー。 |
| 2022年1月12日 | ボートレース多摩川。第6レースに6号艇として出走。2周バックストレッチ航走中、他艇と接触し転覆、その後、後続艇と接触した。 多摩総合医療センターに搬送され集中治療を行うが、15時52分死亡。享年44歳。 |
□成績
| グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 | 平均ST | 平均ST順 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SG | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G1 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G2 | 1 | 9 | 1 | 6.33 | 11.1 % | 22.2 % | 55.5 % | 0 | 0 | 0.20 | 3.4 |
| G3 | 40 | 345 | 37 | 4.87 | 10.7 % | 24.9 % | 46.6 % | 0 | 0 | 0.21 | 4.0 |
| 一般 | 387 | 2970 | 305 | 4.73 | 10.2 % | 25.2 % | 44.5 % | 12 | 0 | 0.22 | 3.9 |
| 総合 | 428 | 3324 | 343 | 4.75 | 10.3 % | 25.2 % | 44.7 % | 12 | 0 | 0.22 | 3.9 |
■死亡事故
□2022年1月12日 ボートレース多摩川
小林晋選手は、第6レースに6号艇として出走。2周バックストレッチ航走中、他艇と接触し転覆、その後、後続艇と接触した。
多摩総合医療センターに搬送され集中治療を行うが、15時52分死亡。
享年44歳
□2022年1月12日ボートレース多摩川 85期・伊藤将吉選手が弔いの優勝
ボートレース多摩川での優勝戦で、伊藤将吉選手（登録番号4033・静岡支部85期）が愛知支部5人相手にトップスタートの速攻で押し切り、同期に弔いを捧げる多摩川3回目・通算31回目の優勝を飾った。
■坂谷真史選手 享年26歳
□坂谷真史 プロフィール
| 名前 | 坂谷真史 |
|---|---|
| 登録番号 | 4048 |
| 生年月日 | 1980/3/10 |
| 身長・体重 | 166/52 |
| 血液型 | O型 |
| 支部 | 福井 |
| 出身地 | 福井 |
| 登録期 | 85期 |
□人物
| 銀河系軍団と呼ばれるスター選手が揃った85期。 |
| 妻は同じくボートレーサー（競艇選手）の85期・佐々木裕美選手。 |
| 享年26歳（1980年3月10日 – 2007年2月26日） |
□来歴
| 1999年11月11日 | 三国競艇場でデビュー（競走1日目第1レース3号艇進入6コース、5着） |
| 1999年12月2日 | 尼崎競艇場の「第13回伊丹選手権」競走2日目第2レース一般戦にて初勝利。 |
| 2000年9月17日 | 宮島競艇場の「第21回報知エキサイトカップ」競走で初優出（4号艇進入6コース、5着）。 |
| 2001年12月30日 | 徳山競艇場の一般競走にて初優勝（6号艇進入6コース、決まり手は抜き）。 |
| 2003年1月28日 | 丸亀競艇場で開催の第17回新鋭王座決定戦競走でG1初出場（3日目公傷により途中帰郷）。 |
| 2003年3月25日 | 戸田競艇場で開催の第38回総理大臣杯競走でSG初出場（最高順位3着） |
| 2004年2月11日 | 尼崎競艇場の「第47回G1近畿地区選手権」競走6日目第1レースにて記念初勝利（2号艇進入2コース、決まり手は差し）。 |
| 2004年 | 山口支部所属の同期選手である佐々木裕美と結婚。 |
| 2007年2月26日 | 住之江競艇場で、大阪府都市競艇組合主催GI第50回住之江周年記念「太閤賞」競走6日目（最終日）第3レース一般戦において、5号艇6コースからの出走。2周1マーク、2号艇福島勇樹との激しい2番手争いで差しハンドルにより抜きを試みた際、6号艇山田豊との接触により転覆。事故艇を回避していた3号艇中澤和志の位置に浮上し巻き込まれた。競走後は大阪市立総合医療センターへ搬送され、集中治療室で治療を受けたが、脳幹裂傷及び頭蓋骨骨折の合併症により12時54分に死亡が確認された。26歳没。 |
□成績
| グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 | 平均ST | 平均ST順 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SG | 1 | 9 | 0 | 5.44 | 0.0 % | 0.0 % | 11.1 % | 0 | 0 | 0.27 | 5.6 |
| G1 | 17 | 139 | 26 | 6.16 | 18.7 % | 35.9 % | 51.0 % | 1 | 0 | 0.18 | 3.4 |
| G2 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G3 | 32 | 270 | 73 | 6.17 | 27.0 % | 48.8 % | 62.9 % | 10 | 3 | 0.18 | 3.2 |
| 一般 | 115 | 958 | 295 | 6.24 | 30.7 % | 49.2 % | 63.2 % | 38 | 11 | 0.19 | 3.0 |
| 総合 | 165 | 1376 | 394 | 6.21 | 28.6 % | 47.5 % | 61.6 % | 49 | 14 | 0.19 | 3.1 |
| 生涯獲得賞金額 | 158,107,620円 |
■死亡事故
□2007年2月26日 ボートレース住之江
住之江周年記念「太閤賞」競走6日目（最終日）
坂谷真史選手は第3レース一般戦において、2着争いの際、他艇と接触し転覆。浮上したところに後続艇から乗り上げられる。脳幹裂傷及び頭蓋骨骨折の合併症により12時54分に死亡。
享年26歳
■中島康孝 享年26歳
□中島康孝 プロフィール
| 名前 | 中島康孝 |
|---|---|
| 登録番号 | 4029 |
| 生年月日 | 1978/03/19 |
| 身長・体重 | 168/53 |
| 血液型 | O型 |
| 支部 | 愛知 |
| 出身地 | 愛知 |
| 登録期 | 85期 |
□人物
| 銀河系軍団と呼ばれるスター選手が揃った85期。 |
| 享年26歳（ 1978年3月19日 – 2004年3月28日 ） |
□来歴
| 1999年11月 | ボートレース三国でデビュー。 |
| 2004年3月28日 | ボートレース尼崎、第5Ｒに出走した中島康孝選手が、１周目の第2ターンマークで接戦中の他艇と接触。弾みでコース外に投げ出された 中島康孝選手は、消波装置に激突。 すぐに兵庫医科大学病院に運ばれたが、大動脈破裂、脊椎骨折、脳浮腫のため、午後3時44分に死亡が確認された。享年26歳 |
□成績
| グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 | 平均ST | 平均ST順 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SG | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G1 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G2 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 % | 0.0 % | 0.0 % | 0 | 0 | 0.00 | 0.0 |
| G3 | 12 | 102 | 5 | 4.08 | 4.9 % | 17.6 % | 40.2 % | 0 | 0 | 0.20 | 3.6 |
| 一般 | 93 | 755 | 97 | 4.54 | 12.8 % | 24.2 % | 39.7 % | 4 | 0 | 0.20 | 3.0 |
| 総合 | 105 | 857 | 102 | 4.49 | 11.9 % | 23.4 % | 39.7 % | 4 | 0 | 0.20 | 3.0 |
選手生活6年目で、成績も上昇して8月からは初のＡ級昇格も有望となり、将来が期待されていた若手選手だったんだ～。
■死亡事故
□2004年3月28日 ボートレース尼崎
第5Ｒに出走した中島康孝選手が、１周目の第2ターンマークで接戦中の他艇と接触。弾みでコース外に投げ出された 中島康孝選手は、消波装置に激突。
すぐに兵庫医科大学病院に運ばれたが、大動脈破裂、脊椎骨折、脳浮腫のため、午後3時44分に死亡が確認された。
享年26歳
■ボートレーサー(競艇選手)、競艇関係者からのコメント
□植木通彦
レジェンド植木通彦氏も自身のブログでコメントを寄せているよ。
本日、ボートレース多摩川参加中の小林晋選手の事を知りました。まだ信じられません。そして44歳。やりたい事が沢山あったと思います。悔しいです、残念です、ご冥福をお祈りします。
□峰竜太
トップボートレーサー（競艇選手）の峰竜太も自分の経験も踏まえ、SNSでコメントしているよ～。
”命をかけてる”もう一度心に強く。
ご冥福をお祈りします。
この場で言うような事じゃないけど、レーサー、ファン、家族、友人みんなに再認識してほしいです。
僕も事故続きなのでもう一度強く言い聞かせます。
ボートレーサー（競艇選手）は高収入を狙える夢のある職業。しかし常に危険と隣り合わせだと思い知らされるね～。
改めてボートレース（競艇）は命を張った真剣勝負だという事を追悼の意を込めて胸に留めておきたい。
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